愛の手紙
2012年 04月 15日
今日は父と母の結婚記念日です。
母が生きていれば金婚式まで七年でした。
父にとって母は好みの女性でした。
お見合いをしたとはいえ、そう性急に答えを出さなくて良いというのんびりした時間を神戸と大分という遠距離で過ごし、父は母に手紙を書きました。
愛され、ハネムーンベイビーの私を宿した母は、単身用の住まいしか用意できないという会社の事情から一足先に単身で移転した倉敷の父に手紙を書きました。
私は家を出た時、その手紙を持ち出して来てしまいました。
返すのは父が死んだ時しかないと思っています。
或いは、私が先に死んで父が見つけるかもしれません。
早く返したほうがいいかと毎年思い悩む両親の結婚記念日です。
母が生きていれば金婚式まで七年でした。
父にとって母は好みの女性でした。
お見合いをしたとはいえ、そう性急に答えを出さなくて良いというのんびりした時間を神戸と大分という遠距離で過ごし、父は母に手紙を書きました。
愛され、ハネムーンベイビーの私を宿した母は、単身用の住まいしか用意できないという会社の事情から一足先に単身で移転した倉敷の父に手紙を書きました。
私は家を出た時、その手紙を持ち出して来てしまいました。
返すのは父が死んだ時しかないと思っています。
或いは、私が先に死んで父が見つけるかもしれません。
早く返したほうがいいかと毎年思い悩む両親の結婚記念日です。
by kenkocat01
| 2012-04-15 00:13